Browse Month: 2月 2014

多摩平団地テラスハウス

多摩平団地(たまだいらだんち)(昭和33年)東京都日野市
事業主:日本住宅公団(現UR都市公団)

Tamadaira terrace01中層棟においては住棟の住棟間側に階段を配置したり、低層棟のテラスハウスでは庭をはさんだコミュニティの形成を促すようなしかけがされていることで知られています。また、すべての住戸が賃貸のタイプとなっています。

低層棟のテラスハウスは日本の集合住宅の歴史においては先駆けといえます。
ブロック造、RC造の壁式やラーメン構造、プレキャスト工法(PC)の前身となるTilt-Up工法*1)のテラスハウスも試験的に建設された。
現在はシェアハウスなど多様な運営がなされています。

参考サイト
UR都市機構|団地再生事業等|ルネッサンス計画2|多摩平の森 ルネッサンス事業の概要
団地再生プロジェクト
AURA243多摩平の森

*1)Tilt-Up(ティルトアップ)工法
現場製作の鉄筋コンクリートの壁や床の部材を組み立てていく工法

写真引用:60年代の残像 in 多摩平団地

ヴォルムス大聖堂

ヴォルムス大聖堂(聖ペーター教会)(ドイツ、1090年頃)

Worms Doom01

ドイツの南西部に位置するラインラント=プファルツ州にある都市ヴォルムスの中心地にある大聖堂です。
ドイツに多くみられるロマネスク建築の教会です。

教会堂の東西両端に各一カ所ずつ内陣を持つ形式である「二重内陣式」となっており、ドイツの聖堂にはタイプが多くみられます。ヨーロッパの聖堂では内陣は1カ所でもう一方を出入り口(ファサードを構成)にしているものが多いので珍しいと言えます。

なお、「内陣」とは聖職者などが使用する教会堂内の奥まった部分のことを指します。通常柵や障壁で区画し大祭壇が安置されています。建築的にはアプス*1)の外周の側廊、周歩廊、祭室を含めて内陣と呼びます。

*1)アプス
建物や部屋に付属して作られる半円もしくは半円形状の平面部分を指します。一般的には建物の外側にまでこの形状が現れますが、内部と異なる形状であることもあり、天井は半ドームをかけていることが多い。ヴォルムス大聖堂のような教会堂では、このアプスを身廊東端に設けて大祭壇を配置しますがほかにも方形の形状のものなどもみられます。

写真引用:ウィキペディア

中京郵便局

中京郵便局(1902年、京都府)
設計者:逓信省(吉井茂則、三橋四郎)

Nakagyō Post Office01

明治時代に入り郵便制度がはじまりました。この中京郵便局は日本で最も歴史のある郵便局のひとつです。
建物は赤レンガや白い石でつくられたネオ・ルネサンス様式のようなファサードとなっています。

1973年に改築計画が発表され、一度は取り壊しになる決定がなされましたが、最終的には外観を保全して内装を改築することになり、「ファサード保存」の先駆けの事例として知られています。
本舎は「景観重要建築物」として指定されています。




写真引用:ウィキペディア



桜台コートビレッジ

桜台コートビレッジ(1970、集合住宅、横浜市)
設計者:内井昭蔵

Sakuradai coat01

斜面に雁行状に建つ集合住宅です。西向きの急な斜面(約24度)に対して45度の角度で住戸ユニットが構成されています。これによりバルコニーや開口部のプライバシー性を高めることができています。また、外観にも変化をもたらしています。

設計者である内井昭蔵は、世田谷美術館などを設計した近代の日本の代表的な建築家のひとりです。









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