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水の教会

水の教会
北海道(1988年)
設計:安藤忠雄

安藤忠雄のてがけた教会としては、光の教会、森の教会、広尾の教会、そしてこの水の教会が挙げられます。

水の教会外観 Photo by @オフィスEight8

この水の教会は、北海道の中央山岳部の平原に立地しています。周囲の景観を引き込むようなランドスケープの計画や、長い壁に沿って外側を歩み、この引き延ばされたアプローチの先に、90m×45mの人口の湖に面した縁側のような礼拝堂があるアプローチが特徴的です。

水の教会礼拝堂 Photo by @オフィスEight8

ここでは、来訪者が日常から非日常へと意識が切り替わるそんな空間を感じることができます。

教会のシンボルである十字架スチールでつくられており、礼拝堂の前面の開口部から7.5mの位置に浮かぶように計画されています。

水の教会礼拝堂から十字架を眺める Photo by @オフィスEight8

また、人工湖の水深は、わずかな風にもさざ波が立つように計画されています。

水の教会大開口を開けた様子 Photo by @オフィスEight8

水の教会の公式サイトにプロダクションノートがありましたので貼っておきます。
水の教会公式サイトプロダクションノート

安藤忠雄の代表的な主な作品としては次のようなものが挙げられます。

1976年 住吉の長屋
1981年 小篠邸
1983年 六甲の集合住宅Ⅰ(〜1994年Ⅱ、Ⅲ)
1984年 タイムズ I・II(1994年)
1986年 城戸崎邸
1986年 風の教会(六甲の教会)
1988年 水の教会
1989年 兵庫県立こどもの館
1989年 光の教会
1991年 姫路文学館
1991年 本福寺水御堂
1992年 ベネッセハウス ミュージアム
1992年 セビリア万国博覧会 日本政府館
1994年 サントリーミュージアム 天保山
1994年 大阪府立近つ飛鳥博物館
1994年 京都府立陶板名画の庭
1995年 ベネッセハウス オーバル
1999年 淡路夢舞台 兵庫県淡路市
1999年 光の教会日曜学校
2001年 ピューリッツァー美術館
2001年 司馬遼太郎記念館
2001年 淡路夢舞台
2002年 国際子ども図書館
2002年 フォートワース現代美術館
2003年 4m×4mの家
2004年 地中美術館
2005年 hhstyle.com/casa
2006年 表参道ヒルズ
2006年 坂の上の雲ミュージアム
2006年 ベネッセハウス ビーチ/パーク
2006年 小篠邸ゲストハウス(KHギャラリー)
2007年 21_21 DESIGN SIGHT
2008年 東京地下鉄副都心線・東京急行電鉄東横線渋谷駅
2016年 国際子ども図書館アーチ棟
2019年 JR九州熊本駅新駅舎

《安藤忠雄の主な受賞としては次のようなものが挙げられます。
1979年 日本建築学会賞(住吉の長屋)
1985年 フィンランドのアルヴァ・アールト賞
1988年 吉田五十八賞(城戸崎邸)
1994年 日本芸術大賞(大阪府立近つ飛鳥博物館)、朝日賞
1995年 プリツカー賞
2010年 ジョン・F・ケネディーセンター芸術金賞、後藤新平賞
2016年 第3回イサム・ノグチ賞

=SpecialThanks=
オフィスEight8
https://www.instagram.com/officeeight8/
https://office-eight-8.my.canva.site/corporatesait
写真の提供ありがとうございます。

【参考書籍のご案内】※下記リンクよりアマゾンページが別ウインドウで開きます。

安藤忠雄の建築〈3〉 ハードカバー – 2008/10/10
日本語版 安藤 忠雄 (著)
5,170円(税込)
以下、書籍の説明文

安藤忠雄の作品集シリーズ いよいよ完結!

本書は、建築家・安藤忠雄の40年にわたる設計活動の中から、選りすぐりの作品をテーマ別に3巻構成でお届けするシリーズの最終巻となります。
第1巻のテーマは〈住宅〉でした。処女作から現在までの、極限まで研ぎ澄まされた安藤の原点ともいえる住宅21作品を収録。続く第2巻は〈海外〉。世界をリードする企業や財団がクライアントとなった海外の26作品を収録。そして、第3巻は〈日本〉です。国内の美術館・博物館をはじめ、宗教建築、商業建築、学校、駅など、「公共性とは何か」を問い続け、既成概念や形骸化した制度と闘い、新しい公共建築のあり方を切り拓いてきた、渾身の31作品を紹介しています。
全部で78作品を収録する安藤忠雄の集大成が本書で遂に完結します。

目次

エッセイ
「安藤忠雄行基説序説」 鈴木博之
「建築の公共性」  安藤忠雄

作品
東京大学情報学環・福武ホール (2005-08)
東急東横線渋谷駅 (2006-08)
東急東横線上野毛駅 (2006-)
聖心女子大学創立100周年記念ホール (2004-08)
TIME’S I+II (1983-84/1984-91)
渋谷プロジェクト (1985-87)
中之島プロジェクトII (アーバン・エッグ+地層空間) (1988-)
水の教会 (1985-88)
光の教会 (1987-89)
光の教会/日曜学校 (1997-99)
兵庫県立こどもの館 (1987-89)
真言宗本福寺水御堂 (1989-91)
JR京都駅改築設計競技案 (1990-91)
ベネッセハウス ミュージアム (1988-92)
ベネッセハウス オーバル (1993-95)
大阪府立近つ飛鳥博物館 (1990-94)
サントリーミュージアム+マーメイド広場 (1989-94)
大谷地下劇場計画 (1995-)
織田廣喜ミュージアム (1997-98)
淡路夢舞台 (1993-99)
南岳山光明寺 (1998-2000)
大阪府立狭山池博物館 (1994-2001)
司馬遼太郎記念館 (1998-2001)
国際芸術センター青森 (2000-01)
兵庫県立美術館+神戸市水際広場 (1996-2001)
国際子ども図書館 (1996-2002)
加賀市立錦城中学校(2000-02)
野間自由幼稚園 (2001-03)
地中美術館 (2000-04)
表参道ヒルズ (1996-2006)
21_21 DESIGN SIGHT (2004-07)

作品年表
作品データ 作品所在地マップ

著者について

安藤忠雄 (あんどう・ただお) 建築家
1941年大阪府生まれ。69年安藤忠雄建築研究所設立。97年東京大学教授。現在、東京大学特別栄誉教授。
主な作品に「住吉の長屋」(76年)、「小篠邸」(81年)、「光の教会」(89年)、「淡路夢舞台」(99年)、「フォートワース現代美術館」(02年)、「表参道ヒルズ」(06年)、「21_21 DESIGN SIGHT」(07年)などがある。
79年日本建築学会作品賞、87年毎日芸術賞、95年プリツカー賞、96年高松宮殿下記念世界文化賞、97年王立英国建築家協会(RIBA)ゴールドメダル、02年アメリカ建築家協会(AIA)ゴールドメダルなど受賞。主な著書に『連戦連敗』(東京大学出版会)、『家 1969→96』(住まいの図書館出版局)、『建築手法』(A.D.A. EDITA Tokyo)などがある。

 

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2023年11月10日、Amazonのアフィリエイトサービス『Amazonアソシエイト』の商品リンクを作成すツールバー機能のうち、画像リンクや画像リンクとテキストリンクがセットとなったリンクを作成する機能がなくなりました。その影響により当ブログ記事の画像リンクが使えない状態となっており、暫定的に上記のような形で参考書籍リンクを掲載しております。順次復旧させていきますが、復旧までしばらく上記リンクをご利用ください。

改定:2024年6月25日

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