ふじようちえん
2007年、東京都
設計:手塚貴晴、手塚由比(手塚建築研究所)
ディレクター:佐藤可士和
幼稚園の建替えにより手塚夫妻により木造の平屋建ての園舎が設計されました。
平面は外周約183m、内周約108mの楕円の形状となっており屋上はウッドデッキが張られて屋上広場のように走り回れます。安全を考慮して手摺は細かいピッチですが、楕円であることを利用して断面を小さくした手摺となっており開放感が確保されています。
一階は引き戸を多用し、天井高さ2.1mの室内は間仕切り壁も少なく広々とした空間となっています。すべて開くと広いワンルームのようになります。
園庭とはウッドデッキにより一体的につながっており、フラットなレベルで連続した空間となっています。
2011年:文部科学大臣表彰受賞
2008年:日本建築学会賞(作品賞)
写真引用:www.jia.or.jp