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テイト・モダン

テイト・モダン
イギリス・ロンドン(2000年)
設計:ヘルツォーク&ド・ムーロン

 

Bernard Gagnon – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=3664995による

 

テイト・モダンは国立の近現代美術館になります。イギリスには、国立美術館ネットワークである「テイト」があり、その一つになります。

テート・モダンは火力発電所であった元バンクサイド発電所の建物を改修してモダンアートの美術館となりました。元の発電所の設計は、イギリスの赤い電話ボックスの設計で有名なサー・ジャイルズ・ギルバート・スコットによるものです。

この建物は99mの高さの煙突や重厚な煉瓦の仕上げとなっており、改修の際もそのまま残されています。

改修においては、1994年に開催された建築設計競技により、スイスの建築家であるヘルツォーク&ド・ムーロンの案が選ばれて改修設計されました。

 

Hans Peter Schaefer – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=486320による

 

この改修設計において、発電機のあった巨大なタービン・ホールは、5層吹き抜けの大エントランスホールにしたほか、屋上には採光窓やレストランなどのあるガラス張りのフロアが計画されました。
このタービン・ホールでは、様々なイベントやアートのインスタレーションが展示されています

なお、発電所建物を再利用した7階建ての本館は、新館である「スイッチ・ハウス」開館の後に「ボイラー・ハウス」と呼ばれるようになりました。

 

また、テート・モダンへのアプローチルートとして、ミレニアム・ブリッジがありますが、この美術館と共に2000年のミレニアム事業の一環として作られました。

この歩道橋はイギリスのミレニアムプロジェクト(2000年記念事業)のひとつとしてテイトモダンと同じくコンペを開催し、アラップ、フォスター・アンド・パートナーズ、アンソニー・カロによる設計案が選ばれました。

 

パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=189163

 

余談ですが、ミレニアムブリッジは2000年6月10日に開通したものの大きな横揺れの発生により2日後に閉鎖されました。原因は人が歩くときの歩調により橋の固有振動周期が荷重の周期に近かったため、共振が起きたためとされました。その後、共振を抑えるダンパー設置工事をして2002年に改めて開通されました。

「ハリーポッターと謎のプリンス」の冒頭で、デスイーター達が派手に壊した橋としても知られています。

 

ヘルツォーク&ド・ムーロンは2001年にプリツカー賞を受賞しています。
代表的な主な作品としては次のようなものが挙げられます。

2000年 テイト・モダン
2003年 プラダ青山店
2006年 フォンフ・ホーフェ街区
2008年 北京国家体育場
2008年 カイシャ・フォーラム・マドリッド
2009年 ヴィトラ・ハウス

 

写真引用:ウィキペディア

 


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